ヤマボウシはハナミズキと似ている姿をしていることから、勘違いする方も多いといいます。どちらの姿も知っている方は理解していますが、初めて見た方はどちらかわからない方もいるでしょう。
シンボルツリーとしても知られていて、日本でも自生しているのが見られます。
今回は、そんなヤマボウシの剪定の方法や時期、特徴について解説していくので、参考にしてみてください。

ヤマボウシとは?ヤマボウシの特徴

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見た目はハナミズキに似ているヤマボウシですが、見分ける方法はあります。総苞片(そうほうへん)がくぼんでいて、先端が尖っているような状態なのがヤマボウシで、先端にくぼみがあるのがハナミズキです。
ヤマボウシは全体的にスッキリした印象で、白い花を咲かせるのが印象的な樹木となっています。日本で自生しているヤマボウシはわすかと言われていますが、近縁種は全国どこでも確認されるほどです。
白く見える部分が花と勘違い人もいますが、白く見える部分は総苞片(そうほうへん)と呼ばれる部分になります。花は。総苞片(そうほうへん)の中心に20~30個集まっているため、目立つことがなくひっそりと咲いているのが特徴です。
ちなみにヤマボウシの名前の由来は、花の中心にある丸いつぼみが「法師の坊主頭」に、白い総苞片(そうほうへん)を「頭巾」に見立てたことによることが由来とされています。

ヤマボウシの植え方・育て方、育てる時期

ヤマボウシを育てるのであれば、11月~12月頃または、2月~3月頃に植えるのがおすすめです。1月~2月などの寒い季節には、ヤマボウシの成長が基本的に遅くなってしまうので、注意が必要になります。
まず鉢植えで育てる場合は、7号ほどの鉢を用意して、鉢底ネットと鉢底用の石を敷いておきましょう。その後に土と肥料を混ぜたものを被せて完了です。この時に苗木の根鉢を少し崩して植えるのがコツなので、一度試してみてください。
鉢に植えるのが完了すれば、たっぷり水を与えて支柱で苗木を支えるようにして植えてあげてましょう。
地植えを行う際には、水はけがよくなるように植え付けるようにし、苗木の根鉢よりも2割ほど深く穴を掘り、水はけがいいように調整してください。
植えるのが完了した後は、十分に水を与えて、支柱を用意して苗木が倒れないように支えてあげることが大切です。

ヤマボウシの剪定の必要性

成長すると綺麗な花を咲かせるヤマボウシですが、剪定を怠ると樹形が乱れてしまい、見た目にも悪くなってしまう恐れがあるので注意が必要です。
ヤマボウシの枝は縦にも横にも成長を続ける樹木であり、庭を広く取っていないと、場所を取ってしまい、浜になってしまう可能性があります。また枝が飛び出てしまい、樹形自体も乱れてしまうことが考えられるので、定期的な剪定を必要とするのが特徴です。
しかし、深追いしてしまい剪定を続けていくと、樹形が乱れてしまい、見栄えが悪い樹木になってしまうことから、剪定を行う時にも計画的に剪定しないと、後悔してしまう羽目になるので気を付けましょう。

ヤマボウシの剪定の時期

ヤマボウシの剪定は、11月~2月頃までには行うのがおすすめです。落葉時期に剪定を行うことで、ある程度の剪定の負担を軽減することができ、さらに樹形を整えるのにも楽な状態であることからおすすめになります。
また剪定を行う際には、樹形を整えるだけでなく、内側にも光が通るように剪定を行うことが重要なので、綺麗に剪定を行い、内側の葉まで光が届くように剪定をしてあげましょう。

ヤマボウシの剪定の方法

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山で成長するヤマボウシは、基本的に放っておいても樹形が乱れることも少ないのですが、庭に植えている以上、剪定を行わないと樹形が乱れてしまい、見映えが悪いので、日ごろから剪定を行い、樹形を整えることが重要です。
細かい剪定を行う場合には、剪定バサミなどの道具を使用して、飛び出てしまっている枝や枯れている枝を剪定すると樹形が整って綺麗に演出することができます。ヤマボウシは枝が飛び出るような形で樹形が乱れやすいので、気になる箇所があれば都度改善していくようにしてください。
また太い枝を剪定する場合は、落葉後の2月以降に剪定することをおすすめします。暖かくなってきて、夏の成長する時期に剪定した箇所があると、そこから枝が新しく伸びるための栄養が取られてしまい、樹木自体の成長を遅くしてしまう恐れがあるためです。
また勢い余って剪定を行ってしまうと、樹形を乱してしまう可能性があるので、強剪定を行う時には勢い余って樹形を乱し過ぎないように注意しましょう。

ヤマボウシの剪定の際に気をつけるべきこと

ヤマボウシを剪定する上で注意しないといけない点はいくつかあります。またそれ以外にも、しっかり育てるためには注意しないといけない点があるので、詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。

・強剪定は時期を考えて行う

太い枝が樹形を整えるために邪魔をしているのであれば、強剪定を行い、切り落とす必要があります。しかし、この剪定を夏に行ってしまうと、切り落とした部分が枝が生えるための成長に栄養が使われるため、樹木の成長を遅らせてしまう恐れがあるのです。
またバッサリ剪定を行ってしまうことで、樹形が乱れてしまうと、後から修正するのが難しくなるので、強剪定を行う時には時期や方法を改めて考える必要があります。

・栄養が足りずに花が咲かない

樹木が植えたてで環境に慣れていない場合には、1年を通して花が咲かないことがあります。それは時間が経過することで解決されますが、時には土壌や水やりに問題があるケースも存在しているのです。
ヤマボウシは水はけが悪い土壌では成長することができない性質を持っていることから、粘土質の土壌であれば、十分な栄養が行き届かずに花が咲かないことがあります。その場合は、土壌の部分を変える必要があるので、植え替えることを検討した方がいいでしょう。
また十分な日光が当たらないことも影響している可能性もあるので、状況によっては植え替えの決断は重要になります。

・夏場の水分不足

ヤマボウシは十分な水が必要になることから、夏場の時期にはたっぷりの水をあげないと、花芽をつけることがなくなってしまうので、綺麗な花が咲かない可能性があります。夏場にはしっかり水を与えて、花芽をつけるように努力していきましょう。

・うどんこ病に注意

うどんこ病は葉にうどん粉をまぶしたような白いカビが生える症状のことで、乾燥した状況で起こりやすく、放っておくと植物を枯らせてしまう恐れがあるので注意が必要です。
カビが生えて繁殖してしまうと、上手く葉が光合成を行えなくなるので、枯れてしまい、徐々に他の葉にも移ってしまうことから、植物に感染する病気として恐れられています。
病変を切り取ったり、乾燥しないように処置を施すことが重要なので、被害が拡大しないように注意しましょう。

ヤマボウシの剪定は樹形を乱さないように気を付けること

綺麗な花を咲かせるヤマボウシは、枝が飛び出て成長することが考えられるので、剪定をしっかり行わないと樹形が乱れてしまい、見映えが悪くなってしまうのが注意点です。
定期的に剪定を行い、庭に映えるヤマボウシに仕上げていくことが大切になります。

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