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目次
余談
日本の株価が上がっています。人によってはバブル期の値段を超えると言っています。25年間不況だった間も世界に今まで無い物、現状の改善に飽きずに専念してきた結果だと思います。
私も造園業という大昔からある職業ですが作業方法、道具で新しいやり方はないか?これのほうが楽にできるんじゃないか?
毎日考えています。なかなかいい案は出てきませんが。でも、後で花開くときも来るんじゃないかと飽きずに考えています。
では、本題です。
庭に樹木を植えて、立派な風景を演出したい時、どんな庭木や植木を使用したらいいのでしょうか?
庭木や植木は、一度植えると何十年と成長を続けて大きくなるため、何を植えるかは慎重に決めていかないといけません。
どんな種類の庭木や植木を植えるかは、庭の大きさも関係してくるので、それぞれの樹木の特徴を把握しておく必要があります。
今回は、そんな庭木や植木の種類について解説していきます。また、特徴や代表的な品種についても解説していくので参考にしてみてください。
庭木や植木それぞれの代表的な品種
庭木や植木のそれぞれの種類の代表的な品種をいくつか紹介します。
どんなものを植えるかは、品種によっても雰囲気が変わるので、まずは品種から好みのものを見つける事をおすすめします!
高木樹の代表例
1.クロガネモチ
関西地方では「お金持ち」になる樹として有名で、高木樹の中でも人気の品種になっています。
特に雌の木は、5月くらいに薄紫色の花を咲かせて、秋には赤い実をつけるので見た目にも魅力的です。
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2.アラカシ
土地を選ばずに半日陰でも成長することができるたくましい品種です。大きいものだと20mほどにもなる可能性があります。
剪定に強く成長も早いため、個人的には見ていて楽しいところがあります。また秋にはドングリができます。
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3.ツバキ
ゆっくり成長して、長寿であることが人気の品種です。15mほどの大きい樹木に成長することもありますが、基本的には5mほどであることが一般的です。
冬から春にかけてできる花が綺麗で魅力的な徐目といえます。
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中木樹の代表例
1.キンモクセイ
十分な環境でないと育つことが難しく、公害に弱い特徴を持っています。土に十分な栄養がないと育たない可能性もあるので、育てるには十分場所を選ぶ必要があります。
10月ころに咲くオレンジ色の花が魅力的な品種です。
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2.カエデ
モミジと呼ばれることが多く、秋に見せる紅葉は魅力的です。他にもはねの生えた種をつけることもあるので、見所が満載です。
湿り気のある土を好む性質があるので、場所はしっかり選びましょう!
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低木樹の代表例
1.ナンテン
とても丈夫な品種で「難を転ずる」と呼ばれるほど、縁起がいいと言われています。
夏頃には綺麗な花を咲かせて、秋には赤い実がつくので、見所はたくさんです。
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2.ウツギ
育てやすい品種で耐寒性や耐暑性に優れている特徴があります。
5月頃には、白やピンク色の花を咲かせる魅力的な品種です。
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常緑広葉樹の代表例
1.アオキ
一年中青い葉がつくことから名づけられた品種で、とても丈夫であることかた人気があります。
虫にも強く日陰でも育つことができ、11月頃には、赤い実をつける特徴があります。
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2.キョウチクトウ
虫や公害に強い性質を持っているので、育てやすい特徴を持っています。
日光に当たっていれば、健康的に成長すると言われているので、初心者の方で扱いやすい品種です。
キョウチクトウの苗はこちら
落葉広葉樹の代表例
1.アジサイ
梅雨の時に咲く品種として有名です。
日陰でも湿り気のある土があれば、成長することができる品種と言われています。
成長しても目の高さほどなので、大きくなりすぎない限りは剪定する必要もありません。
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2.サルスベリ
7月にかけて咲く花が、白、赤、ピンクと綺麗な見た目であることが特徴です。
しかし、綺麗な花をつけるには、毎回剪定する必要があるので、育てるには苦労をかける特徴的な品種といえます。
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常緑針葉樹の代表例
クロマツ
樹皮が黒色の特徴的な品種です。大きさは40mほどにもなるので、剪定するには職人へ依頼する必要があります。
防風林にも使用されていたこともあり、雨風に強い性質を持っています。
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落葉針葉樹の代表例
イチョウ
古い昔からある品種と呼ばれていて、30mほどの大きさに成長します。特に寿命が長い品種とされているので、気長に育てる必要があります。
また、秋に見せる黄葉は見事な風景を演出してくれます。ただ、縦にも横にも成長するため、広い庭が必要になります。
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庭木・植木の種類
庭木や植木の種類はいくつかあり、基本的には大きさで種類が分類されています。
大きさによって、剪定の時期や手入れの時期が異なるので、どれを選択するのかは極めて重要です。
特に背丈の高い樹木ほど、剪定するレベルが難しく、専門の知識がある方でない手入れは難しいでしょう。
そのため、手入れに職人を呼ぶ必要があるのかも、庭木や植木の種類によって違ってくるので、選ぶ時は慎重に考ることをおすすめします。
それではどんな種類があるのか解説していきますね。
高木樹について
高さが5m~10mもある樹木の種類で、一つあるだけでインパクトのある大きい樹であることが特徴です。
1本あるだけでも、庭の代表的な樹木、大きな庭には最適な樹木の種類と言えるでしょう。
ただ、剪定するのには職人の腕がないと難しいとされています。
そのため、剪定するのであれば、都度職人に依頼する必要がありますね。
中木樹について
高さが3m~10mある樹木の種類で、数本並べて並木道のような状態にするやり方が一般的で、中木樹の中には、香りがいい花を咲かせるものが多く、綺麗な見た目なのが特徴的でしょう!
中木樹も高木樹と一緒で、大きい樹木であることがほとんどなので、剪定するには職人に依頼することが一般的です。
低木樹について
高さが3m以下の樹木の種類です。
高さが低いため、職人に依頼しなくても自分で手入れができる手軽さを秘めています。
低木樹の種類には綺麗な花を咲かせるタイプが人気で、庭木や植木の中でも人気の種類といえます。
常緑樹について
一年中、葉が生い茂る種類の樹木です。
庭に綺麗な緑が欲しい時には、とても情緒のある雰囲気を演出することが可能です。
また、常に葉っぱが落ちないわけではなく、1年から3年かけて徐々に新しい葉っぱへと生まれ変わります。
落葉樹について
1年周期ほどで、葉が落ちて落ち葉となる種類の樹木です。
落ち葉の掃除を行わないといけないので、日ごろの手入れを行いたくない人には向かない種類です。
針葉樹について
針葉樹には、常緑樹と落葉樹のタイプがあり、それぞれ生え変わりの時期が異なります。
常緑樹のタイプは、針の見た目のような鋭い葉が1年中生えているのが特徴ですね。
虫の発生が少ないため、樹木を植えたことがない方には、入りやすい種類の樹木とされ、また、シンボルツリーや生垣など、様々な活用方法があるので、好みのタイプに合わせられます。
しかし、大きい針葉樹の場合は、剪定が難しいので手入れは職人に依頼した方がいいと思います。
落葉樹のタイプは、常緑樹と一緒で、鋭い歯がついています。しかし、落葉樹の場合は、冬になると葉が落ちて、春になるとまた生え変わります。
そのため、落ち葉の手入れが面倒な方は、取り扱いに注意が必要ですね。
広葉樹について
広葉樹にも。常緑樹と落葉樹のタイプがあり、生え変わりの時期が異なります。
常緑樹のタイプは、1年中平たい葉をつけていて、耐寒性や耐暑性があり、剪定にも強い性質があるので、初心者の方でも育てやすい樹木といえます。
庭木や植木を決めるには特徴を見極めること
庭木や植木の種類には、高さ以外にも葉の特徴や落ち葉になる種類もあるので、自分の好みは何なのか見極める必要があります。
特に高さに関しては、庭の広さに直結してくるので、大きい庭をお持ちのご家庭におすすめです!
その他にも、剪定のしやすさもあるので、職人に依頼するのが手間な方は、剪定が楽な品種を選ぶようにするといいと思います。
自分の好みの庭木や植木を見つけて、毎日楽しく育てていきましょう!!
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