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余談
今年も後一月を切りました。思い通りの1年になったでしょうか?
何かを求めてやっていかないと何も得られるものがありません。目的に向かってスケジュールを立て毎日を送る事を心掛けています。
負荷のかけすぎも無理が出ますし、かけなさすぎも進みが悪いしで、スケジュールを立てるのにも経験が必要です。
そろそろ来年のスケジュールを立てる時期です。来年も何かを得るためのスケジュールを立てようと思います。
では、本題です。
狭い所に植えている庭木や鉢植えは大きく成長してくると、基本的に成長をさらに促すために、植え替えを行います。正しく成長させるためには必要な植え替えですが、実際に植え替えの方法やコツはどんなものがあるのでしょうか?
今回は、庭木や鉢植えの植え替えの方法やコツ。さらに必要なものや注意点も解説していくので参考にしてみてください!
庭木や鉢植えには植え替えは必要なのか?
庭木や鉢植えを成長させるためには、植え替えが必須と言われていますが、そもそもなぜ植え替えが必要なのでしょうか?
理由は狭いところで庭木や植木を放置していると、根詰まりを引き起こす可能性があるからです。
根詰まりとは、鉢一杯に根が広がっても狭いことから、根がそれ以上成長できない状態のことを指しています。
根が成長できないと、茎や葉の部分にも影響を及ぼして、葉が落ちてしまって元気がなくなってしまったり、今以上に大きく育たない恐れがあります。
正しく庭木や鉢植えを成長させるためには、植え替えが重要な要素となってくるのです。
植え替えを行う適切な時期やタイミングとは
庭木や鉢植えを植え替える時期は様々ありますが、基本的に木が元気に成長できるタイミングに行うが正しいといえます。
元々入っていた鉢から出して植え替えを行うので、多少なりとも木を傷つけてしまう恐れを秘めています。
そのため、木が元気なうちに植え替えを行うことが重要です。
また季節によっても植え替えを行うタイミングが必要になってくることがあります。冬は基本的に植え替えには向きません。
植え替える季節の時期としては、3・4月、梅雨、秋のタイミングがいいでしょう。
春は害虫が出てくる季節になっているので、土を変えたり、必要であれば害虫駆除の薬を土に混ぜることが大切です。
夏に入る前には、梅雨の時期になるので、枝や葉のチェックを怠っていると、枯れるきっかけになる恐れがあります。
そのため、植え替えを行って根が元気な状態か確かめるためにも、植え替えは必要になってくることもあるので、気を付けましょう。
植え替える方法やコツを解説
次に庭木や鉢植えを植え替える方法やコツを解説していきます。
理解していないと難しい部分でもあるので、しっかり把握して丁寧に実践していきましょう。
まず第一のコツとしては、根を乾かさないように素早く植え替えを行うことです。
また、木が弱らないように日陰で行いましょう。
植え替えの方法
1.木を抜く
この時に根についている3分の1ほどの土を落としておくといいでしょう。
後から新しい土を入れますが、少し残しておく方が木に悪影響を及ぼしません。
2.長い根を切り揃える
正しく成長するために、根は均等に切り揃えることが大切です。
良く切れるハサミを使って切りましょう。切り口が綺麗なほどその後の回復が早くなります。
3.新しい土を敷き詰める
隙間に敷き詰めるように行いますが、強く抑えずに上から被せるように優しく行いましょう。
4.水を十分に与える
たっぷり新鮮な水を染み込ませるようにしましょう。根の切り口、残った根によく土が密着する事に気をつけます。
植え替えに必要なものとは
方法やコツは解説しましたが、次に準備するために必要なものを解説していきます。
庭木や鉢植えを植え替えするためには必要なものなので、植え替えを行う前に事前に用意しておきましょう。
植え替えに必要なもの
1 . 新しい土
植え替えが初心者の方には、市販で販売されている培養土がおすすめです。
草花や野菜用など、様々な種類があるのでどの種類に当てはまるのか事前に調査しておくといいでしょう。
植え替える際には、十分に敷き詰める必要があるので、少し多めに買っておく位が丁度いいはずです。
2 . 鉢
基本的に根詰まりの恐れがあるため、植え替えを行うことがほとんどです。
そのため、植え替え用に準備する鉢は、今までより大きい鉢が必要になってきます。
準備する鉢は以前より一回り大きいものを用意する方がいいでしょう。
3 . ネット
鉢穴の上に置くためのネットを購入する必要があります。また、その上には軽石、鹿沼土(サツキの場合)の大粒を敷きます。
そうすることで、鉢の中の水ハケがよくなるので、木の成長も順調に行われます。
4 . 肥料
庭木や鉢植えを成長させるためには、十分な栄養が必要になります。特に土に関しては重
要な部分になるので、肥料は多めに用意しておいて損はないでしょう。
5 . ハサミ
植え替えを行う際に、腐っている葉があれば、切っておくことが大切です。
また、根を均等にカットしておくためにもハサミは使用するので、事前に準備しておきましょう。
6 . ジョウロ
植え替えをした後は、土には水がなく乾燥した状態であることが一般的です。
そのため、十分な水を与えるためにジョウロを用意しておきましょう。
植え替えを行う際のポイントや注意点
植え替えを行う際には、気を付けないといけない注意点がいくつかあります。
また、植え替えのポイントについても補足するコツがあるので、しっかり覚えておきまし
ょう。
1 . 夏には腐葉土を入れる
夏になると気温が高まり、水が蒸発しやすい状態に陥ってしまいます。十分な水を与えな
いと、木が枯れてしまう恐れがあるので要注意です。
そのため、植え替えの時に腐葉土を混ぜて保水性を高める工夫を行いましょう。
そうすれば、木は十分な水を保持することができるんで、枯れる心配がなくなります。
2 . 死んだ根は根切りする
植え替えを行う際に、しっかり根の状態をチェックしておきましょう。
生きている根は白い状態が多いのですが、死んでいる根は茶色く変色していることがあります。
こうした死んだ根は、中身がなく空洞のような状態になっているので、根としての役割を果たしていません。
そのため、早めに根切りを行っておくことが必要です。
3 . 土は強く抑えない
植え替えを行う際に、新しい土を被せますが、強く抑えずに優しく被せるように土を乗せていきましょう。
強く押すと、根が圧迫されて傷みの原因になる恐れがあります。しっかり根が成長することが木の成長に繋がるので、土は優しく被せていきましょう。
4 . 管理が難しい時には職人に依頼する
植え替えを行う際に、種類にもよりますが取り扱いが難しい庭木や植木があります。
その場合、個人で植え替えを行うのは大変です。自分では無理だと感じたのであれば、職人依頼することも大切なことでしょう。
無理に植え替えを行って、木を傷つけてしまっては大変です。
庭木や鉢植えの植え替えは事前準備が大切
庭木や鉢植えを植え替えするのは、木が成長するためには重要なことであることがよくわかりました。根詰まりを起こしていては、木はそこまでしか成長できず、元気がなくなってしまうので、こまめな植え替えは大切なのです。
また、時期やタイミングも季節や木の状態で変わってくるので、様子はいつでも観察しておく必要があります。植え替えを行うためには、いくつかの必要なものがあることもわかりました。事前に準備しておかないと、後で困る展開になる可能性もあるので、しっかり用意してから植え替えを行うようにしていきましょう。
さらに木が成長するためには、腐葉土を入れたり、根切りを行うことも大切です。もし自分で管理ができないようであれば、職人に依頼することも視野に入れておくといいでしょう。
自分の大切な庭木や植木だからこそ、扱いや植え替えの時期は把握して、タイミングを間違わないように心がけることが大切です。